ゼレンスキー氏、クリントン元大統領とビデオ会談
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領が米国のクリントン元大統領とビデオ会談を行ったことがわかった。ウクライナ大統領府が明らかにした。
ウクライナ大統領府によれば、ゼレンスキー氏はクリントン氏に対して、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降の支援について謝意を示した。
ゼレンスキー氏は、米国はロシアが今回の戦争を「凍結」しようとしているのを阻止していると指摘。「凍結された戦争」で何が起こるのかはわかっており、戦争が何年も何十年も引き延ばされることを許すことはできないと述べたという。
ゼレンスキー氏はクリントン氏に対し、個人的な権限を活用して、ザポリージャ原子力発電所への砲撃や地雷の敷設、ロシアによる核を使ったテロ行為について世界の注目を集めるよう求めた。
ゼレンスキー氏は「自由と民主主義が基本的な価値である社会がウクライナでの戦争について切迫感を失わないことが我々にとって非常に重要だ。だからこそ、今回のような会話が我々にとって非常に有益だ」と述べた。