ウィリアム王子一家、郊外に転居へ 子どもたちに「普通の生活」を
ロンドン(CNN) ウィリアム英王子一家がロンドン市内のケンジントン宮殿から、子どもたちの学期中は郊外のウィンザーにある邸宅へ住まいを移すことになった。同宮殿が22日に発表した。
王室の情報筋によると、一家はエリザベス女王が暮らすウィンザー城の敷地内にある邸宅、アデレード・コテージへ引っ越す。ロンドン市内からの距離は約40キロで、同じ地域にキャサリン妃の家族も住んでいる。
ただし同情報筋によれば、正式な住まいは引き続きケンジントン宮殿とする。
今のところ新居に住み込みのスタッフを置く予定はないが、ナニー(乳母)を手配する可能性もあるという。
夫妻の長男ジョージ王子(9)と長女シャーロット王女(7)、次男ルイ王子(4)は全員、ウィンザーの名門校「ランブルック・スクール」へ通う予定。ジョージ王子とシャーロット王女はこれまでロンドン市内の学校に通っていた。
同情報筋は、夫妻が「できるだけ普通の家庭生活」を望んでいると語った。ウィンザー城は警備が厳重で、これまでよりさらに大きなプライバシーが得られる見通しだ。
夫妻はイングランド東部ノーフォークの邸宅で数年暮らした後、2017年にケンジントンへ移っていた。