フィンランド首相をダンスで応援 世界各地から動画投稿
(CNN) フィンランドのサンナ・マリン首相(36)がパーティーで友人たちと踊る場面の動画が批判を受けたことに対し、SNS上ではマリン氏を擁護するダンス動画の投稿が相次いでいる。
マリン氏の動画は先週流出し、対立する政治家たちから「首相にふさわしくない」と批判を浴びた。
これに対してツイッターには、多くの女性たちが「サンナとの連帯」を意味するハッシュタグ「#solidaritywithsanna」とともに、自身のダンス動画を投稿。「ダンシング・クイーンたちに限界はない」「私たちはみんな、もう少し踊るべき」「お互いのために踊りましょう」というコメントを書き込んだ。
スウェーデンの大学教授は「仕事の後でパーティーに行って何が悪いのか。リーダーも人間であってはいけないのか」とツイートした。スペインの政治家も「若い女性が楽しむのはどうしていけないのか」と問い掛け、女性に押し付けられる「ダブルスタンダード(二重基準)」を批判した。
マリン氏はパーティーで「騒がしく」したことを認める一方、動画の流出に怒りを感じると語った。その場に酒は出たが、薬物が使われたという認識はないと主張した。
野党議員が求めた同氏の薬物検査については、首相府が22日、陰性の結果を発表した。