アルゼンチン副大統領が暗殺免れる、男逮捕 至近距離から銃口
フェルナンデス・デ・キルチネル氏は2007年~15年までアルゼンチン大統領を務め、19年に副大統領に就任した。
事件当時、同氏の自宅前では支持者の集会が開かれていた。
フェルナンデス・デ・キルチネル氏は、大統領だった当時の公共工事に関する汚職などの罪で16年に起訴され、検察が先月、禁錮12年を求刑した。判決はまだ言い渡されていない。
その数日後、ブエノスアイレスでは支持者が警察と衝突。テラム通信によると、フェルナンデス・デ・キルチネル氏の自宅近くのフェンスがなぎ倒され、警察はデモ隊に対してこん棒や催涙弾を使用した。