ミャンマー、ロシア産石油製品の輸入開始 ルーブル建てで
(CNN) ミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官は7日、プーチン・ロシア大統領との会談で、ロシア産石油製品の輸入を開始し、代金をロシア通貨のルーブルで支払うことを確認した。
ロシア国営RIAノーボスチ通信が伝えた。
今後数日のうちに、ロシア産軽油の第1弾がミャンマーに届く見通しとされる。
ミンアウンフライン氏は同通信に「ロシア側が受け入れる通貨で支払う」と語り、ほかの通貨での取引には多くの規制があるため、そのほうが簡単に済むとの認識を示した。
ミャンマーの国営メディアは詳細を報じていない。CNNは同国の軍事政権にコメントを求めたが、これまでに回答はなかった。
ロシアは欧米による制裁の影響を受ける米ドルやユーロへの依存を抑えるため、他国がロシア産の石油やガスを輸入する場合はルーブルで支払うよう、数カ月前から要請してきた。