プーチン大統領に変化の兆候「なし」 独首相
(CNN) ドイツのショルツ首相は14日、記者会見で、ロシアのプーチン大統領について、ウクライナでの戦争に対する姿勢に変化の兆候はみられないと述べた。
ショルツ氏とプーチン氏は13日に電話会談を行っていた。
ショルツ氏は「残念ながら、プーチン氏が戦争を開始したのは間違いだったと気づき始めたとは言えず、新しい考え方が生まれつつあるとの兆候もみられない」と述べた。
ショルツ氏によれば、プーチン氏に対して軍の撤退を求めたという。
ショルツ氏は、対話をして、自身の観点から言うべき事について伝えるのは正しいことだと指摘。ロシア軍は撤退すべきだと確信しているとし、ロシア軍の撤退によってのみウクライナに平和が訪れる可能性があることが日々明らかになりつつあるとの見方を示した。