ジョージアへ出国試みるロシア人男性、適格者全員に招集令状
(CNN) ロシアとジョージア(グルジア)の国境に位置するベルフニー・ラルス検問所から出国しようとするロシア人男性について、適格者全員に招集令状が渡されることがわかった。ロシア国営RIAノーボスチ通信が伝えた。
RIAノーボスチ通信が、検問所がある北オセチア共和国の報道官の話として伝えたところによれば、共和国の入り口とベルフニー・ラルス検問所には軍の登録と入隊に関する事務局と行政当局の代表からなるグループが組織されている。
RIAノーボスチ通信はこれより前、検問所で招集令状を受け取るのは北オセチア共和国の住民だけだと報じていた。現在では、先ごろ発表された「部分的動員」で招集の対象となる全ての男性に適用されるようだ。
検問所に組織されたグループの業務は、ロシア国防省のリストにのっとって招集の対象となる市民に招集令状を手渡すことだという。
ジョージア政府によれば、部分的動員が発表されて以降、入国するロシア人の数は約2倍に増え、検問所には車の長蛇の列ができている。