クリミア半島の橋で大規模爆発、一部崩落 ロシア当局
占領下のクリミア半島を管轄するロシア行政府の顧問はテレグラムで、消火作業が進められていると説明。船が通行するためのアーチは無傷だとも述べた。
クリミア共和国国家議会のコンスタンチノフ議長はテレグラムで、爆発の原因はウクライナの「破壊者」にあると非難し、「ウクライナの破壊者は血でぬれた足をクリミアに伸ばすことに成功した」などと述べた。
CNNはコンスタンチノフ氏の主張について独自に検証できていない。
ウクライナ軍のマルチェンコ少将は8月のインタビューで、ケルチ橋は正当な攻撃目標になると述べ、「これはロシアの領域から予備部隊や増援部隊を派遣する機会を奪うために必要な措置だ」との認識を示していた。
RIAノーボスチ通信が2018年の開通時に報じたところによると、ケルチ橋は1日4万台の自動車に対応でき、年間では1400万人の利用者と1300万トンの貨物が移動可能だという。ロシア当局の説明によると、橋の開通はクリミアとロシア本土の物理的な「再統一」を示すものとなった。
米国は橋の開通後、建設は違法だと非難していた。