クリミア半島の橋で大規模爆発 ロシア国営メディア
(CNN) ウクライナ南部クリミア半島に架かるケルチ橋(クリミア大橋)で8日早朝、燃料タンクが爆発した。ロシア国営RIAノーボスチ通信やSNS上の映像から明らかになった。
爆発の原因は不明。
全長19キロのケルチ橋は欧州最長の橋で、ロシア本土クラスノダール地方とロシアに併合されたクリミア半島をつないでいることから戦略的重要性が高い。
占領下のクリミア半島を管轄するロシア行政府の顧問はテレグラムで、消火作業が進められていると説明。船が通行するためのアーチは無傷だとも述べた。
RIAノーボスチ通信が2018年の開通時に報じたところによると、ケルチ橋は1日4万台の自動車に対応できる。年間では1400万人の利用者と1300万トンの貨物が移動可能だという。