仏、東欧で軍事的プレゼンス強化へ
(CNN) フランスのルコルニュ国防相は11日、東欧における北大西洋条約機構(NATO)の防衛体制を強化するため、フランスが東欧に追加の軍を派遣すると明らかにした。
ルコルニュ氏によれば、マクロン大統領が10日夜に増派を決めた。
今回の発表の前には、ロシア軍がウクライナで民間のインフラに対して大規模な攻撃を行っていた。
ルコルニュ氏によれば、フランスはルーマニアに装甲歩兵車両の部隊と戦車の部隊を追加で派遣する。フランスはすでにルーマニアに約750人の兵士を派遣している。
リトアニアには戦闘機「ラファール」を追加で配備するほか、エストニアにも軽歩兵の部隊を増派する。
ルコルニュ氏によれば、追加の派兵は今月終わりか来月初めまでに完了する見通し。
フランスはすでにポーランドにおけるNATOの防空任務にラファール戦闘機2機や支援機を派遣しているほか、エストニアには約300人の兵士が駐留している。