ロシア、穀物合意の履行再開を表明

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トルコ・イスタンブール沖に停泊する船舶。ウクライナからの穀物を積み検査待ちの船もいる=2日/Chris McGrath/Getty Images

トルコ・イスタンブール沖に停泊する船舶。ウクライナからの穀物を積み検査待ちの船もいる=2日/Chris McGrath/Getty Images

(CNN) ロシアは1日、ウクライナからの穀物輸出を可能にする合意の履行を再開すると表明した。

ロシア国防省がSNS「テレグラム」を通し、再開の条件としていた保証を得られたとの認識を示した。

ロシアは10月29日、同国が実効支配するウクライナ南部クリミア半島のセバストポリでウクライナから無人機攻撃を受けたとして、穀物輸出合意の履行停止を発表した。

これに対してウクライナ高官は、ロシアが「架空のテロ攻撃」をねつ造し、同国を「脅迫」していると主張していた。

ロシア国防省の報道官は1日、ウクライナが合意に基づく黒海の「穀物回廊」や港湾をロシアへの軍事作戦に使わないことを約束する文書を提出したと述べた。

国連とともに合意を仲介したトルコのエルドアン大統領は2日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談したと述べたうえで、トルコ時間の同日正午に穀物輸出が再開するとの見通しを示した。

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