ウクライナ外相、国全体が「前線」に ロシアは1~2月にも攻勢か

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ウクライナのクレバ外相/Lev Radin/Pacific Press/LightRocket/Getty Images

ウクライナのクレバ外相/Lev Radin/Pacific Press/LightRocket/Getty Images

(CNN) ウクライナのクレバ外相は13日、ロシアによる大規模なミサイル攻撃によってウクライナは国全体が「前線」になったと述べた。クレバ氏はまた、来年の1月末から2月にかけて、ロシアが大規模な攻撃を実施する能力を回復させる可能性があるとの見通しを示した。

クレバ氏は、ロシアによるウクライナ全土へのミサイル攻撃について、兵士か民間人かに関係なく攻撃を受けていると感じていると述べた。

クレバ氏は、兵器とエネルギーのどちらを重視しているかとの記者の質問に対し、両方だとし、「ほとんど同じくらい重要だ」と述べた。

ロシアはウクライナ全土にミサイル攻撃を繰り返しており、10月10日からエネルギーインフラを標的としている。

クレバ氏は、来年の1月末から2月にかけて、ロシアが大規模な攻撃を実施する能力を回復させる可能性があると述べた。クレバ氏は、ロシア軍が、前線を突破してウクライナ奥地へ侵入できるという希望を抱いているとの見方を示した。

クレバ氏は、ロシアが依然としてウクライナのより広い範囲に対して照準を合わせている兆候を感じていると述べた。感じている理由として、徴集の発表や、新たな徴集兵の訓練、重火器の移動を挙げた。

ロシアは9月に30万人規模の部分動員を実施していた。

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