ウクライナ軍、ソレダルで「激しい戦闘」継続 ロシア制圧発表後も
(CNN) 複数のウクライナ軍部隊は13日、東部の町ソレダルで戦闘が継続中だと述べ、町を制圧したとするロシア国防省や民間軍事会社ワグネルの主張に反論した。
ウクライナ軍の第46空中機動旅団はSNSテレグラムで、「町内では局地的な戦いが続いている」と説明。ロシア軍が郊外から中心部へ圧力をかけていると明らかにした。
ウクライナ軍参謀本部も同日、ソレダルの戦闘に参加中とされる兵士の動画を投稿し、現地時間13日午後2時13分の時点で「激しい戦い」がまだ続いていると主張した。
動画に映った兵士は「まさに今、戦闘が進行中だ」「我々はソレダル中心部の真上にいる」と述べ、教会などを捉えた動画をノートパソコンで見せている。
この兵士はまた、ウクライナ軍は「密度の高い強固な防衛線を維持している」と説明。ワグネルの強襲部隊による攻撃が絶え間なく続いているが、「我々は自分たちの仕事を遂行中だ。我々はうまくやる。最後までやり切る。少なくとも1人の兵士がソレダルの建物1棟を守る状況になるまで戦う」としている。