ロシア民間軍事会社トップ、志願兵への「保護」求める
(CNN) ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は24日、ロシア下院に対して、ワグネルで戦っている志願兵について、保護を求めた。
プリゴジン氏は、下院のボロジン議長に宛てた書簡の中で、元受刑者も含む志願兵に関する否定的な情報を意図的に探し出し、ロシアのために命を捧げる人々を悪人や犯罪者として中傷する報道機関があると訴えた。書簡は、プリゴジン氏が所有する企業のウェブサイトに掲載された。
プリゴジン氏は、否定的な性質のものや、「特別軍事作戦」に参加する人々へのあらゆる批判、過去の犯罪に関する情報などの出版を禁止する必要があると述べた。
プリゴジン氏はボロジン議長に対し、早急な法改正を呼び掛けた。
プリゴジン氏は、ワグネルの戦闘員は、勇気と名誉とともに祖国に対する義務を果たし、効果的に軍事的任務をこなし、国の安全を守り、戦闘で消耗していると述べた。