犬猫の食用肉販売疑いで店摘発、70余年前に禁止 香港

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香港で食用として犬と猫の肉を販売した疑いがあるとして店が摘発された/Mapbox

香港で食用として犬と猫の肉を販売した疑いがあるとして店が摘発された/Mapbox

(CNN) 香港当局は12日までに、食用として犬肉と猫肉を販売した疑いがあるとして九竜地区の油麻地にある店舗を摘発したと発表した。

店内捜索で犬もしくは猫とみられる肉も押収したと述べた。香港では自治権が一部ある一国二制度に基づく関連法の下で犬猫の肉を食することは1950年以降、禁じられている。

今回の作戦は香港政府の農業行政などの担当部署と食品環境衛生の担当部門が合同で実施した。犬肉などが売られているとの地元メディアの報道がきっかけとなっていた。これらの冷凍肉が約1.3ポンド(約590グラム)あたり12米ドル(約1572円)相当で取引されていると伝えてもいた。

この店が無許可で生鮮肉を扱っていた疑いもあるとして調べている。

犬肉などを口にした場合の罰則は、最大で640米ドルの罰金と禁錮6カ月などとなっている。

今回の摘発を受け香港の立法会(議会に相当)議員は「法執行機関による立ち入り検査の頻度がこれまで十分でなかったことを裏づける材料となっている」と断じた。

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