シリア大統領、国連当局者と会談 支援について協議

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シリアのアサド大統領(右)と会談する国連のマーティン・グリフィス緊急援助調整官=13日、ダマスカス/Syrian Presidency/Handout/Reuters

シリアのアサド大統領(右)と会談する国連のマーティン・グリフィス緊急援助調整官=13日、ダマスカス/Syrian Presidency/Handout/Reuters

(CNN) 国連のマーティン・グリフィス緊急援助調整官は13日、シリアのアサド大統領と会談し、支援の必要性について協議した。

シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)によれば、シリアとトルコを襲った大地震を受けて、緊急の人道支援のニーズについて話し合いが行われた。

SANAは「アサド大統領は、占領されたり武装テロ集団の支配を受けたりしている地域を含むシリア全土で、緊急の支援を行う必要があることを確認した」と報じた。

アサド大統領はまた、国内のインフラの再建に国際的な取り組みを集中させる必要性を強調した。シリアの人々の安定やシリア人難民の帰還のために緊急に必要だとしている。

グリフィス氏は会談前、国連がシリア政府の支配地域から反体制派が支配するシリア北西部に援助物資を搬送するのを支援すると述べていた。

地震の被害を受けたシリア北西部への緊急支援物資の搬入は長期間におよぶ内戦の影響で難しい状況にある。シリア外相は、全ての支援物資について、首都ダマスカスを経由しなければならないと述べている。

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