大浴場の湯の交換は年2回のみ、福岡の老舗旅館が謝罪
山田社長は記者会見の中で、お湯の交換の大切さは認識していなかったと述べ、「私自身の法律の認識が甘く、レジオネラ属菌はどこにでもある一般細菌という安易な考えで、また、大浴場は掛け流しなのでかなりお湯が入れ替わっているから大丈夫と考えておりました」と釈明した。
大浴場は昨年、レジオネラ属菌が検出されたことを受けて一時的に使用を中止したが、その後全面的に営業を再開している。山田社長はレジオネラ属菌が検出された後も、自身もこの浴場を使っていたと話している。
さらに、消毒用の塩素注入も怠っていたと山田社長は述べ、その理由については「塩素の臭いが体質に合わず嫌いという身勝手な理由でございました」と語った。