北朝鮮、弾道ミサイル発射 対米戦に「80万人志願」
(CNN) 防衛省は19日、北朝鮮が弾道ミサイルとみられるものを発射したと発表した。
海上保安庁は午前11時20分に出した声明で、物体はすでに落下したとの見方を示し、周辺を航行する船舶に対して落下物に近付かず、不審物を見たら報告するよう呼び掛けた。
韓国軍合同参謀本部も同日、北朝鮮北西部の東倉里(トンチャンリ)付近から短距離弾道ミサイル1発が発射されたと発表した。
北朝鮮は、米韓両軍が11日間の予定で実施中の大規模な合同演習に強い反発を示している。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は18日、米国と戦うために軍への入隊や復隊を志願する学生、労働者が、前日だけで約80万人に上ったと報じた。
専門家らによると、北朝鮮は米韓演習に加え、尹錫悦(ユンソンニョル)韓国大統領が16日に日本で岸田文雄首相と会談したこと、来月には米国でバイデン大統領との会談を予定していることにも反発している。