ロシア、ザポリージャ原発めぐり話し合いの用意あり

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ザポリージャ原発=2022年11月24日、ウクライナ・ザポリージャ/Alexander Ermochenko/Reuters

ザポリージャ原発=2022年11月24日、ウクライナ・ザポリージャ/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ロシアの原子力企業「ロスアトム」は28日、ウクライナ中南部ザポリージャ州のザポリージャ原子力発電所の状況について、国際原子力機関(IAEA)と話し合う準備ができていると明らかにした。

ロスアトムの最高経営責任者(CEO)の顧問はロシアメディアに対し、週内に予定されているIAEAのグロッシ事務局長のザポリージャ原発訪問時に、ロシア政府が「核の安全の確保」と「原発の状況の進展の理解」について交渉する用意があると述べた。

ロシア軍は昨年3月から、ザポリージャ原発を支配下に置いている。これ以降、国内外の専門家は、周辺の数千人の人々に影響を及ぼす可能性のある核の災害について警告している。

グロッシ事務局長は26日、ツイッターへの投稿で、ザポリージャ原発の安全や治安状況の確認のために、同原発に向かっていると明らかにしていた。

グロッシ事務局長は27日、ザポリージャ州などを訪問していたゼレンスキー大統領と会談を行っていた。

ゼレンスキー氏は、ザポリージャ原発を支配下に置きながら核による威嚇を行っているとしてロシアを非難している。

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