ロシアで拘束の米紙記者、弁護士が接見
(CNN) 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は4日、ロシアで先週拘束された同紙のエバン・ゲルシュコビッチ記者の弁護士が本人と接見したことを明らかにした。
WSJの声明によると、弁護士らは4日に刑務所でゲルシュコビッチ氏と面会した。同氏の健康状態は良好で、世界各地からの支援に感謝しているという。
同紙は今後も同氏を支援し、即時解放を求めていくと改めて表明した。
声明はWSJのエマ・タッカー編集局長と、同紙を発行するメディア大手ダウ・ジョーンズのアルマー・ラトゥール最高経営責任者(CEO)が共同で出した。ゲルシュコビッチ氏はジャーナリストとして、世界に十分な情報を伝えようと取材活動にあたっていたと述べ、拘束は全く不当であり、報道の自由に対する攻撃だと非難。同氏が無事に帰国して家族に再会できるまで、全力を尽くすと表明した。