中国の著名人権弁護士2人、国家権力の転覆罪で10年以上の懲役

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中国の人権弁護士、許志永氏。懲役14年を言い渡された/Greg Baker/AP

中国の人権弁護士、許志永氏。懲役14年を言い渡された/Greg Baker/AP

香港(CNN) 中国で20年近く人権のために闘ってきた弁護士の許志永氏(50)が10日、懲役14年の実刑判決を言い渡された。

同氏の長年のパートナーだった人権弁護士の丁家喜氏(55)も、「国家権力の転覆罪」に問われて12年の懲役を言い渡された。2人の釈放を訴えてきた米国在住の丁氏の妻が明らかにした。

2人の裁判は1年近くにわたって中国東部・山東省の裁判所で別々に行われ、「国家機密にかかわる」との理由から非公開とされていた。2人とも国家権力の転覆罪に対して無罪を主張していた。

両氏は2019年12月、南東部の都市アモイで開かれた私的な集会に活動家と共に参加して、当局に拘束された。

ようやく弁護士との面会が認められたのは、拘束のおよそ1年後だった。

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