ウクライナ首相、米国防長官に戦闘機供与を直接要請

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ウクライナのシュミハリ首相(左)を出迎えるオースティン米国防長官=12日、米国防総省/Jonathan Ernst/Reuters

ウクライナのシュミハリ首相(左)を出迎えるオースティン米国防長官=12日、米国防総省/Jonathan Ernst/Reuters

(CNN) 訪米中のウクライナのシュミハリ首相は12日、オースティン米国防長官と国防総省で会談し、冒頭で米国のF15、F16戦闘機と長距離ミサイルの供与をあらためて要請した。

シュミハリ氏は「我々はこの戦争に勝つ。だがより早く、少ない犠牲者で勝利を収めるには集中的な軍事支援をまだ必要としている」と述べた。

オースティン氏はシュミハリ氏の具体的な要請にはコメントしなかったが、ウクライナ向けの軍需品の国内生産を拡大することを約束。「生産をさらに拡大するために防衛産業の基盤に投資し続ける」と述べた。

オースティン氏はまた、「我々の安全保障支援がウクライナの国を守る人々の手にあることを確実にするために、ウクライナが提供した前例のないレベルの透明性を称賛したい」と述べ、ウクライナの説明責任への注力に対して感謝の意を伝えた。

ウクライナへの戦闘機の供与に関しては、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドに続き、スロバキアも3月に旧ソ連製の戦闘機ミグ29の提供を約束した。ポーランドの判断についてホワイトハウスは「主権上の決定」と述べ、バイデン米大統領にF16戦闘機を供与するよう促すものではないとの見解を示した。

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