ロシア大統領報道官の息子、砲兵として加入 ワグネル創始者

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ロシア民間軍事企業「ワグネル」の創設者プリゴジン氏/Yulia Morozova/Reuters/FILE

ロシア民間軍事企業「ワグネル」の創設者プリゴジン氏/Yulia Morozova/Reuters/FILE

(CNN) ウクライナ侵攻に戦闘員を送り込んでいるロシアの民間軍事企業「ワグネル」の創設者プリゴジン氏は23日までに、同国のペスコフ大統領報道官の息子が砲兵の一員としてワグネルに加わったと主張した。

ロシアの通信社「RIA FAN」の軍事担当記者とのビデオ会見で述べた。

プリゴジン氏は、「完全なリベラル派として一時知られたペスコフ氏が息子を単なる砲兵として預かってくれと私に言ってきた」と説明。息子は米国か英国に住んだことがあるともした。

「泥土の中にひざまでつかる1人の砲兵としての彼の働きぶりは間違いなく良かった」ともし、「(ペスコフ氏の息子がワグネルにいた事実を)知る者はほぼいない」と続けた。

プリゴジン氏はこの砲兵の名前を明かさなかった、ロシアのメディアはペスコフ氏の息子のニコライ・ペスコフ氏であると報道。プリゴジン氏は息子がワグネルに在籍していた期間やウクライナでの戦闘にワグネル要員として投入されたのかには触れなかった。

CNNはプリゴジン氏の今回の発言の信憑性(しんぴょうせい)を独自に確認できてはいない。同氏は過去に根拠のない主張をし、嘲笑の対象になったことも再三ある。

CNNはペスコフ氏にコメントを求めたが、まだ返答はない。

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