ウクライナ侵攻、中国の台湾問題の捉え方に影響 NATO事務総長
(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は10日、ロシアによるウクライナ侵略に触れ、台湾への侵攻の可能性に関する中国の考え方の材料となる情報をもたらしているとの見方を示した。
CNNの取材に「欧州で起きていることはアジアでも大事であり、アジアで起きていることは欧州にも大事である」と指摘。
「安全保障の問題は世界的な意味合いを持つ」とし、「中国はウクライナの情勢、プーチン大統領が支払っている代価やあり得る報奨を注視しているだろう」と述べた。
その上で、「ウクライナで起きていることは台湾問題をめぐる中国の計算に実際、重要となっている」と説いた。