イスラエルとイスラム聖戦の停戦維持 ガザに日常戻る

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攻撃によって損傷した建物=11日、パレスチナ自治区ガザ地区/Ibraheem Abu Mustafa/Reuters

攻撃によって損傷した建物=11日、パレスチナ自治区ガザ地区/Ibraheem Abu Mustafa/Reuters

エルサレム/ガザ(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の武装組織「イスラム聖戦」とイスラエルが13日に合意した停戦は維持され、14日には住民に日常が戻った。

イスラエル軍はガザ境界の検問所2カ所を再開。ガザには滞っていた燃料などの物資が届き始め、漁師も海に戻った。

14日にガザ入りしたCNN取材班は、通りで子どもたちが遊び、果物や野菜を売る商人も店を開けていると報告した。

ガザでは9日以降、イスラエル軍とイスラム聖戦による攻撃の応酬が続いていた。

イスラエル軍は14日、イスラム聖戦がイスラエルに向けて発射したロケット弾は10~13日の4日間で1500発近くに上ったと主張。またイスラエル側は作戦を開始した9日以降、イスラム聖戦の関係先422カ所を攻撃したと述べた。

停戦はエジプトの仲介で、現地時間の13日午後10時(日本時間14日午前4時)に発効。だがロケット弾や空爆が完全に止まるまでに1時間以上かかった。ガザ境界付近では14日夜もサイレンが鳴り響き、イスラエル軍はガザ側からのロケット弾が空地に落下したと発表した。

イスラム聖戦は、ガザ地区を実効支配するハマスに続く2番手のイスラム組織。ガザのイスラム組織とイスラエルによる軍事衝突は、ここ数年で3度目だった。

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