ウクライナ東部バフムート、依然として「戦闘の中心」
(CNN) ウクライナのマリャル国防次官は7日、ウクライナ東部バフムート周辺が依然として戦闘の中心となっていると明らかにした。
マリャル氏はSNSへの投稿で、ウクライナ軍が一部地域で200メートル前進したほか、別の地域では1100メートル前進したと述べた。具体的な場所は明らかにしなかった。
マリャル氏によれば、ロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員は大部分が撤退したが、一部が後方にとどまっている。戦闘の大部分は現在、空挺(くうてい)部隊を含むロシアの正規軍によって行われているという。
バフムートはドネツク州の北東部に位置しており、ルハンスク州までの距離は約20キロ。長期間にわたって、ロシア軍の攻撃の目標となっていた。昨年の夏以降、バフムートのすぐ近くが前線となっていた。
ロシア軍は先月、バフムートを占領したと発表していた。