「ライオン」捜索中止、野生動物潜む証拠なし ベルリン近郊
クラインマハノウの行政責任者は20日の時点で、目撃されたのは雌ライオンとみられると推測していたが、21日になって野生のイノシシ以外、捜索で遭遇したものはなかったと説明。
「周辺地域に野生動物はいないことは断言出来る。やましさを持たず、ベルリンやクラインマハノウに危険はないとも言い切れる」と述べた。大規模な追跡劇の中止は21日に発表された。
地元警察は目撃情報の動物の正体を調べるため、動物園、動物公園や動物を飼育している施設に接触し、事情を聞いた。その結果、ライオンのような動物がこれら施設から逃げた事実はないことを突き止めたという。