プリゴジン氏の葬儀、非公開で実施 所有企業が発表

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エフゲニー・プリゴジン氏。ロシア南部ロストフナドヌで6月24日に撮影/Alexander Ermochenko/Reuters

エフゲニー・プリゴジン氏。ロシア南部ロストフナドヌで6月24日に撮影/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者で、搭乗機の墜落で死亡したエフゲニー・プリゴジン氏の葬儀が非公開で行われた。プリゴジン氏が所有していた企業コンコルド・マネジメントが明らかにした。

葬儀がいつ行われたのかは具体的に明かさなかった。

コンコルドの広報担当は「お別れをしたい人は(サンクトペテルブルクにある)ポロホフスコエ墓地を訪問できる」としている。

ロシアのメディアMSK1によると、プリゴジン氏は現地時間29日午後4時ごろ、同墓地に埋葬された。

埋葬地がこれまで報じられなかったのはなぜかとのMSK1の質問に対し、同墓地は「それが遺族の希望だった」と答えた。

ロシアの独立系メディア「Agentstvo」によると、葬儀には約30人が参列したという。CNNはこの報道について確認できていない。

Agentstvoは墓地の従業員の話として、「軍服姿の人は墓地にいなかった」と伝えた。従業員によると、参列者は20~30人で、全員親族だったという。式は40分間続いたとされる。

複数の動画や画像には、父親の隣に埋葬されたプリゴジン氏とみられる姿が捉えられている。CNNが分析した画像では、プリゴジン氏の埋葬場所の隣に「ビクトル・エフゲニエビッチ・プリゴジン 1935―1970」と書かれた墓石も見える。プリゴジン氏の父親が同氏の少年時代に亡くなったことは既に知られている。

ロシアの捜査当局は27日、プリゴジン氏の死亡を確認した。先週の航空機墜落ではプリゴジン氏を含む10人が亡くなった。

かつてプーチン大統領の「個人シェフ」と呼ばれたプリゴジン氏は墜落の2カ月前、プーチン氏に対する武装反乱を主導した。プリゴジン氏はウクライナでの戦争への対応をめぐり、ロシア軍の幹部を激しく批判していた。

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