飛行場へのドローン攻撃、ロシア国内から実施 ウクライナ情報機関

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウクライナのドローン攻撃を受けたロシア・プスコフの飛行場の衛星画像/Planet Labs PBC/AP

ウクライナのドローン攻撃を受けたロシア・プスコフの飛行場の衛星画像/Planet Labs PBC/AP

(CNN) ウクライナのブダノフ国防省情報総局長は2日までに、ロシア北西部プスコフの飛行場に対する今週のドローン(無人機)攻撃について、ロシア国内から実施したものだと明らかにした。

ブダノフ氏は米オンラインメディア「ウォーゾーン」の取材に、「我々はロシア国内から作戦を行っている。攻撃の結果、ロシア軍の輸送機IL76が打撃を受けた」と説明。「2機が破壊され、2機が深刻な損傷を受けた」と述べた。

人工衛星画像には破壊された2機のIL76が捉えられており、別の2機の胴体部分が損傷したとみられる様子も確認できる。

ブダノフ氏は「燃料タンクと、機体上部にある翼桁の重要部分が攻撃目標になった」とも明らかにした。ただ、使用されたドローンの機種や数については言及しなかった。今回の攻撃はロシア国内へのウクライナの航空攻撃で最も野心的な部類に入る。

プスコフはエストニアに近いロシア北西部の都市で、ウクライナ国境からの距離は約800キロ。

ロシア大統領府はブダノフ氏の主張に関するコメントを控え、質問の回答をロシア国防省に委ねた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ウクライナ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]