イスラエル軍、人質情報求めガザにビラ
(CNN) イスラエル軍は24日、イスラム組織ハマスが拘束している人質に関する情報を提供するようパレスチナ自治区ガザ地区の住民に呼びかけるビラをまいた。
イスラエル空軍は「テロ組織ハマスがガザで拘束している人質の解放に向けた広範な取り組みの一環として、イスラエル軍はきょう、ガザの住民に複数のチャンネルを通じての人質に関する情報提供を呼び掛けた。情報提供者には、見返りとして保護と報酬を提供する」と、ビラの画像とともにソーシャルメディアに投稿した。
CNNの翻訳によると、ビラには「自身と自分の子どものためにより良い未来を望むなら、あなたが住む地域で拘束されている人質に関する確認された、有用性の高い情報を共有してほしい。イスラエル軍は、あなたとあなたの家族の安全のために最大限に取り組み、報酬金を提供することを約束する。完全な守秘も保証する。イスラエル国防軍」とある。アラビア語で書かれたビラの文言には多数のスペルミスがあった。
CNNはガザ南部のハンユニスで、まかれたビラの1枚を撮影した写真を入手した。
イスラエル軍によると、7日のハマスの攻撃後、200人超が依然として人質としてガザで拘束されている。