燃料供給なければ25日にも業務停止 ガザの国連機関
(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は24日、イスラエルによる封鎖が続いているパレスチナ自治区ガザ地区に燃料が供給されなければ、25日夜までに業務停止を余儀なくされると警告した。
UNRWAは24日、「ただちに燃料が入手できなければ、明日夜にガザ地区での業務を停止せざるを得なくなる」とX(旧ツイッター)に投稿した。
これより前に、イスラエル軍のハレビ参謀総長は、ガザ地区内で人道危機の緩和に必要とされるところで燃料を入手できるようにするが、イスラム組織ハマスの手に燃料が渡ることは「許さない」と釘を刺した。
ハレビ氏は24日午後のテレビ演説で、「市民の治療に燃料を要する場所に燃料が届けられるようにする。ハマスがイスラエル市民に対する戦いを継続するための燃料の供給は許さない」と述べた。
同氏は、燃料が最も必要とされる場所へイスラエル軍がどのように燃料供給を行うのか、詳細は明らかにしなかった。