ラファ検問所が再開、外国人や負傷したパレスチナ人がエジプトへ
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区とエジプトをつなぐラファの検問所が6日に再開し、外国籍の人や負傷したパレスチナ人がエジプトに入ったことがわかった。エジプトの当局者がCNNのためにラファで働いている記者に明らかにした。検問所は週末は閉ざされていた。
ガザ境界の検問所としては、ラファの検問所は唯一イスラエルの管理下にない。イスラエルは先月、ガザの境界を封鎖していた。先週になり、外国のパスポートの保持者と重傷の民間人がラファを通じてガザから退避することが可能となった。
ラファ検問所は週末、一時的に閉鎖された。その前には、イスラエル軍の空爆がパレスチナ赤新月社の救急車に直撃していた。
エジプト当局者によれば、6日の検問所の再開の一環で、計15人の負傷したパレスチナ人がエジプトの病院で治療を受けるために境界を越えることができた。CNNの集計によれば、治療のためにエジプトに搬送されたパレスチナ人の数は計99人。
ガザ当局は6日午後、今月1日のリストに当初含まれていた外国籍の人やエジプト人に対して検問所が開かれたと発表した。当局はリストに記載されている人だけが検問所の通過を許されるとして、そうした人々に対し、すぐに検問所に向かうよう促した。