国連人権高等弁務官が中東訪問 人権の役割を強調
(CNN) 国連のトゥルク人権高等弁務官が、7日から5日間の予定で中東を訪問している。同氏の事務所が発表した。
トゥルク氏は「この1カ月間ずっと、大虐殺と絶え間ない苦痛、流血、破壊、怒りと絶望が続いている」と指摘した。
そのうえで、「このエスカレーションの根底にあるのは人権侵害だ。苦痛の渦から抜け出す道を見つけるために、人権が中心的な役割を果たす」と強調した。
トゥルク氏は7日にエジプトの首都カイロを訪れた後、8日に同国とパレスチナ自治区ガザ地区の境界ラファを訪問。9日にはヨルダンの首都アンマンへ向かうことになっている。