ガザに拘束の人質、少なくとも161人 イスラエル首相府
(CNN) イスラエル首相府は29日、CNNの取材に対し、イスラム組織ハマスが先月7日にイスラエルから連れ去った人質のうち161人が依然としてパレスチナ自治区ガザ地区に拘束されているとみていると明らかにした。
161人中、146人がイスラエル人(一部は二重国籍者)で、15人が外国籍保有者。男女別では男性126人、女性35人だという。また年齢別では、18歳以下と18〜19歳が各4人、75歳以上が10人となっている。
一方、これまでに86人が解放された。うち66人がイスラエル人、残る20人が外国籍保有者。大半がハマスとイスラエルの一時停戦合意後に解放されたが、停戦前に女性4人が解放されている。
また、兵士1人がイスラエル軍により救出され、ロシアとイスラエルの二重国籍者1人がロシアの介入により解放された。
このほか、ハマスに拉致された2人の遺体がイスラエル軍により発見された。