イスラエル軍、ガザの地下深くで活動 ハマスのインフラ破壊
(CNN) イスラエルのガラント国防相は12日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区の地下深くで活動していることを明らかにした。
ガラント氏は「兵士らは(イスラム組織)ハマスのインフラを突き止め、破壊している」と述べた。
イスラエル南部の司令部を訪れたガラント氏はまた、イスラエル国防軍(IDF)がハマスのガザ地区北部旅団を率いるアフメド・ランドル指揮官の兄弟2人を発見したと説明。ランドル指揮官は殺害されたという。
ガラント氏によると、IDFがランドル指揮官を排除すると兄弟は投降し、現在はIDFやイスラエル公安庁(ISA)に情報を提供している。
ガラント氏はさらに、ガザ市やガザ地区北部におけるハマスのインフラは崩壊寸前の状態にあると指摘。IDFの作戦は地上と地下の両方で行われているとも明らかにした。
「我々の兵士は地下深くに降りていき、ハマスの掩蔽壕(えんぺいごう)や指揮拠点、通信室、武器保管所を突き止めようと試みている」(ガラント氏)という。
これとは別に、IDFのハガリ報道官は、南部ハンユニスと北部のジャバリヤおよびシュジャイヤが戦闘の中心地になっているとの認識を示した。