サウジ、全当事者に自制促す 紅海地域での戦闘拡大受け
(CNN) サウジアラビアは紅海地域で実施中の軍事作戦やイエメンの複数の地点に対する米英軍による空爆に対して深い懸念を示した。
外務省は「(サウジアラビア)王国は、紅海地域の安全と安定の維持の重要性を強調しつつ、地域が目撃している事態を踏まえ、自制と事態悪化の回避を呼びかける」との声明を発表した。
外務省は全当事者に対し、緊張のさらなる激化を避けるよう要請している。
イランが支援するイエメンの反政府武装組織「フーシ」は、イエメン国内でサウジアラビアが支援する連合との内戦を続けてきた。フーシはこの数週間、紅海にいる船舶にドローン(無人機)やミサイルで攻撃し、米海軍の艦船がその多くを迎撃する状況となっていた。