ガザ南部ハンユニスで戦闘激化、18.4万人が避難
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで戦闘が激化するなか、ここ数日で、18万4000人がこの地域からの避難を余儀なくされて人道支援を求めて登録を行ったことがわかった。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が明らかにした。
UNRWAの幹部はX(旧ツイッター)に動画を投稿し、「UNRWAはハンユニスの人たちとともに海岸近くの郊外に避難した」と明らかにした。
プラネットラボが過去10日間に撮影した衛星画像によれば、ハンユニスの西にあった避難民によって設営されたたくさんのテントが今ではなくなっている。
ハンユニスの西にあるアクサハン大学には、イスラエル軍がガザ南部で地上作戦を拡大したためハンユニスで激しい戦闘が起き、多くの人たちが逃げ込んだ。
1月19日。衛星画像には数百のテントが写っている。
ハンユニスのテント群を捉えた1月19日の衛星画像/PlanetLabs
1月29日。衛星画像では、テントがなくなっている。
テント群が姿を消した1月29日の衛星画像/PlanetLabs
アクサハン大学はハンユニスから西へ海に向かって続く道路沿いに位置しており、イスラエル軍が市民に対して移動するよう指示していた地域にある。