メキシコ市で闘牛を2年ぶりに再開、反対論も根強く抗議デモ

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メキシコ市で約2年ぶりに開催された闘牛の様子/Rodrigo Oropeza/AFP/Getty Images

メキシコ市で約2年ぶりに開催された闘牛の様子/Rodrigo Oropeza/AFP/Getty Images

(CNN) メキシコの首都メキシコ市にある世界最大ともされる闘牛場でこのほど、闘牛が約2年ぶりに再開された。

一方で、地元の動物愛護団体「APASDEM」などの反対派の抵抗も根強く、約4万2000人収容の同闘牛場「プラザ・メキシコ」近くの路上で抗議デモを展開。「虐待は芸術でない。文化でもない」などと叫び、闘牛中止を求めて気勢を上げた。

メキシコでは闘牛開催の是非が法廷闘争にも持ち込まれ、2022年にはいったん停止が決まっていた。しかし、ロイター通信によると最高裁判所が昨年12月、この停止措置を無効とする判断を示し、今回の再開につながっていた。

再開は先月28日のことで、計6頭が出ていた。闘牛場のゲート近くの路上には機動隊が配置され、入場者に怒りの声を浴びせながら防護柵などの突破を図ったデモ隊の規制に当たった。

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