ハマス幹部、完全な停戦まで人質の運命を「知る方法はない」
(CNN) イスラム組織ハマスの政治部門幹部のバセム・ナイム氏は4日、トルコ・イスタンブールからCNNの取材に答え、停戦の合意が成立して実行に移されるまでは、パレスチナ自治区ガザ地区に拘束されているイスラエル人の人質の「運命を知る方法はない」と述べた。
ナイム氏は、イスラエル人の人質について、異なる場所や異なる勢力とともにいるため、詳細について知ることはできないと説明。「砲撃や飢餓政策の下での人質の運命はわからない。したがって、情報を収集するために停戦が必要だ」と述べた。
イスラエルによれば、ガザには依然として130人の人質がおり、そのうちの99人については生存していると考えられている。