独首相、ガザ停戦を呼び掛け ラマダン期間中が「理想的」
(CNN) ドイツのショルツ首相は10日、パレスチナ自治区ガザ地区での長期間にわたる停戦を呼び掛け、イスラム教のラマダン(断食月)の期間中が「理想的」だと述べた。
ショルツ氏は動画の中で、「このような停戦によって、イスラエル人の人質は最終的に解放され、より多くの人道支援が最終的にガザに到着することが保証されるだろう」と述べた。
ショルツ氏は、イスラエル人とパレスチナ人の大部分が平和を望んでいると確信していると語った。
イスラエルとイスラム組織ハマスは、停戦の実現と人質の解放について、ラマダンが始まる前までに合意に達することはできなかった。ハマス幹部によれば、ハマスはイスラエルとの仲介国を交えた協議について前向きな姿勢を維持している。しかし、ハマス最高指導者のハニヤ政治局長は、ガザでの恒久的な停戦とイスラエル軍の撤退が合意に向けて前進する唯一の方法だと主張している。