ラファ進軍時の民間人保護の「信頼できる」計画、まだ目にせず 米

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住む土地を離れ避難したパレスチナ人の女性と子どもが急ごしらえのテントの入り口に立つ=3月14日、ラファ/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

住む土地を離れ避難したパレスチナ人の女性と子どもが急ごしらえのテントの入り口に立つ=3月14日、ラファ/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスは17日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区南部のラファに軍事作戦を拡大させた場合にイスラエル政府がどうやって数十万人の民間人を保護するのかに関する「信頼できる」計画を依然として目にしていないと述べた。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はFOXニュースの番組で「ラファで避難しようとしている150万人を保護するための実行可能で検証可能で達成可能な計画を持たないラファでの作戦を我々は支持しないし支持できない」と述べた。

カービー氏によれば、イスラエル政府は「人道主義の島」と呼ぶ避難計画があると明らかにしているものの、米国はまだその避難計画を目にしていないという。カービー氏は、米国が、避難民を保護するための信頼できる計画ならどんなものでも受け入れると語った。

これより前、イスラエルのネタニヤフ首相は、ラファでの軍事作戦について承認したと明らかにしていた。

世界保健機関(WHO)や他の支援機関は、イスラエル軍によるラファ侵攻の可能性について懸念を表明している。ラファに避難してきたパレスチナの人々はすでにガザで住む場所を追われており、安全に移動する場所がないという。

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