ガザで殺害された子ども1万3800人、1万9000人が孤児に 国連推計

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パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで殺害された子どもの遺体を運ぶ人々=2月9日/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで殺害された子どもの遺体を運ぶ人々=2月9日/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は、パレスチナ自治区ガザ地区で殺害された子どもが、昨年10月7日以来の推計で1万3800人を超えていると発表した。

米ニューヨークで記者会見したユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長は、「数千人が負傷し、さらに数千人が飢餓の瀬戸際にある」と訴えた。

これとは別に、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UNウィメン)はガザ地区の状況について「10分ごとに子ども1人が負傷または死亡している」と指摘した。発表によれば、今回の戦争が始まって以来、殺害された女性は1万人を超え、そのうち6000人の母親が、孤児になった子ども1万9000人を残して亡くなった。

最近ガザを訪れたユニセフのテス・イングラム報道官は、スイス・ジュネーブで16日に行った記者会見で、負傷した子どものあまりの多さに衝撃を受けたと振り返った。

「病院だけではなく、路上でも、その場しのぎの避難所でも、(子どもたちは)永久に一変してしまった人生を送っている」(イングラム氏)

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