ナチス・ドイツ旧軍事基地で人骨5体見つかる ポーランド
次の重要な段階は放射性炭素年代測定法で遺骨の年代を調べることだという。
都会から何キロも離れたポーランド北東部の森に意図的に建設された狼の巣は6.5平方キロにおよぶナチスの東部戦線司令部だった。
同財団によると、この基地の規模は欧州最大級だった。
同財団は声明で「この発見の珍しさは、遺骨が第三帝国で最も厳重に警備された施設の敷地内で発見されたという事実にある」と述べた。
ヒトラーはこの場所で合計3年近くを過ごした。
同財団によると、この基地は1944年7月のヒトラー暗殺未遂事件「ワルキューレ作戦」の舞台となり、45年1月にソ連軍の手に落ちるのを防ぐために破壊された。