「外国の代理人」法案採決へ、数万人が抗議 ジョージア
他国の反応
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はX(旧ツイッター)に、米国政府は「ジョージアの民主主義の後退を強く懸念している」と投稿した。
ロシア大統領府は、この法案は「反ロシア感情を刺激する」ために利用されているとし、法案に対する抗議は「外部」の勢力によって引き起こされたものだと主張した。
EUのフォンデアライエン欧州委員長は今月上旬、ジョージアの動向を「大きな懸念」を持って見守っていると述べ、この法案に対してEUが抱える不安を改めて表明した。
法案はジョージアのEU加盟に影響を与えるか
間違いなく影響を与える。ジョージアは2022年に初めてEU加盟を申請し、12月に加盟候補国として認定された。しかしEUは先月、この法案が成立すれば、ジョージアのEU加盟に「悪影響を与える」と述べた。
EUの高官らは、EUはジョージアに対し、国民の圧倒的多数が支持するEU加盟への道を損なう可能性のある法案を採択しないよう強く求めると語った。