「外国の代理人」法案採決へ、数万人が抗議 ジョージア

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発煙筒を焚き、ジョージア国旗やEUの旗を持ってデモ行進する人々/Giorgi Arjevanidze/AFP/Getty Images

発煙筒を焚き、ジョージア国旗やEUの旗を持ってデモ行進する人々/Giorgi Arjevanidze/AFP/Getty Images

(CNN) 旧ソ連の構成国だったジョージアの議会がいわゆる「外国の代理人」法案を採択しようとしている動きを受け、首都トビリシで数万人が抗議している。

反対派は、この法律はすでにロシアで可決された外国の代理人法に酷似しており、ジョージアの欧州連合(EU)加盟を危うくしかねないと警告している。

コバヒゼ首相は、政府は法案に「実質的な変更」を加えるつもりはないと述べ、14日に法案を通過させる構えだ。

法案の内容

この法案は、資金の20%以上を外国から得ている団体に対し「外国勢力の代理人」として登録を義務付けるものだ。登録しない場合、財政に大打撃を被るほどの罰金が科される。法案を進めている与党ジョージアの夢は国会で過半数を制しており、14日に採択されるとみられる。

ズラビシビリ大統領はCNNのインタビューで、この法案をロシアの法律と「まったく同じもの」と呼んだ。

ズラビシビリ氏は法案に拒否権を発動すると宣言したが、ジョージアは議院内閣制であるため、実権はコバヒゼ首相にある。与党ジョージアの夢を立ち上げたイバニシビリ元首相も大きな政治的影響力を持っている。

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