米軍、浮桟橋からの支援物資搬入開始 ガザ海岸

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ガザに接岸した米軍建造の浮桟橋近くに停泊する船舶/Abdel Kareem Hana/AP

ガザに接岸した米軍建造の浮桟橋近くに停泊する船舶/Abdel Kareem Hana/AP

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区への人道支援物資を運搬する複数のトラックが、接岸した浮桟橋を通じて上陸を開始した。米中央軍が明らかにした。

浮桟橋は16日、ガザの海岸に固定されていた。今後様々な国からの支援の搬入に使用される予定。現在陸路でガザへ入る検問所は大半が閉鎖され、地区内で壊滅的な人道上の大災害を引き起こしている。

米中央軍によれば、ガザへの米軍兵士の上陸は行われていない。

米軍建造の浮桟橋を通じ、今後は1日当たり約500トンの人道支援物資をガザに搬入することを目指す。米中央軍のブラッド・クーパー司令官が明らかにした。

17日には船舶1隻が浮桟橋で支援物資を下ろす見通し。国連当局者1人がCNNに述べた。物資を下ろす作業が既に始まったかどうかは不明だとした。支援物資は1日目にはガザ北部へ、2日目には同南部へそれぞれ送られる予定だ。

海上からの支援搬入経路の確保は、重要なタイミングで実現した。エジプトとの境界に位置するラファ検問所は1週間以上閉鎖され、支援物資がガザに届かない状況となっていた。外部とつながる他の全ての検問所はイスラエルが押さえている。

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