イスラエル首相、米議会での演説に招かれ受諾
(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は1日、米上下両院合同会議での演説を受諾した。
ネタニヤフ氏は首相府を通した声明で「上下両院でイスラエルを代表し、我々を破壊しようとする者たちとの正義の戦争について、米国民の代表者と全世界へ向けて真実を語るという栄誉に大変感激している」と述べた。
ネタニヤフ氏には、共和党のジョンソン下院議長、民主党下院トップのジェフリーズ院内総務、民主党上院トップのシューマー院内総務、共和党上院トップのマコネル院内総務が連名で書簡を送付。「イスラム組織ハマスが米国、イスラエル市民の拘束を続け、ハマス指導部が地域の安定を脅かす」なかで、イスラエル国家によるテロとの戦いに協力すると改めて表明し、同氏を合同会議での演説に招く意向を伝えていた。ただし、具体的な日付には言及していない。
CNNは、下院共和党が3月の非公開会合で、ネタニヤフ氏の招待を提案したと伝えていた。ジョンソン氏は会合後の記者会見で、招待を検討していることを示唆し、「現時点でイスラエルへの連帯と支持を示すことは非常に重要だ」と強調していた。