バイデン氏、Dデーの激戦地で演説 民主主義の重要性を強調

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ノルマンディー上陸作戦の激戦地オック岬に設置された演壇に立ち、演説するバイデン氏/Elizabeth Frantz/Reuters

ノルマンディー上陸作戦の激戦地オック岬に設置された演壇に立ち、演説するバイデン氏/Elizabeth Frantz/Reuters

(CNN)  バイデン米大統領は7日、第2次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦(Dデー)から80年の節目を記念する式典で演説し、作戦に従事した退役軍人らに対する称賛と感謝を表明した。一方で民主主義の重要性を強調し、孤立主義の台頭に対して警告を発した。

バイデン氏は、80年前の作戦で連合軍がナチスドイツを相手に奮戦した仏北西部ノルマンディー海岸のオック岬で演説に臨んだ。その中で「我々が民主主義(米国の民主主義)について語るとき、それは往々にして人生の理想や自由、幸福の追求といった内容になる。それがどれほど過酷なものかについて語ることはない」と述べた。

その上で、第2次大戦を戦った米国の退役軍人なら、自国がロシアのプーチン大統領による侵攻に対抗することを望むだろうと示唆。かつてナチスの指導者、ヒトラーに立ち向かった自分たちと同じ行動を現在の米国人に対しても求めるはずだとの認識を示した。

バイデン氏はまた、式典に参列した退役軍人らを称賛。上陸作戦に従事した一部兵士による行動や発言を詳しく紹介した。

さらに民主主義を支えることの厳しさも強調。「米国の民主主義は最大級の厳しさを求める。自分たちはより大きな何かの一部なのだと確信することが必要だ」と訴えた。

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