イスラエル軍、2日連続でガザの学校空爆 30人死亡
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で4日、イスラエルが学校2校を空爆し、少なくとも30人が死亡した。パレスチナの民間防衛隊が明らかにした。現場ではがれきの下敷きになった人たちの捜索救助活動が続いている。ガザでは前日の3日にも学校が空爆されていた。
パレスチナ民間防衛隊の広報はCNNの取材に対し、4日に収容された遺体のほとんどは女性と子どもだったと語った。破壊された校舎には避難してきた家族連れなどが身を寄せており、まだがれきの下敷きになっている人がいる可能性もある。
イスラエル国防軍とイスラエル総保安庁はこの攻撃を行ったことを認め、学校内の「ハマス司令部で活動するテロリスト」を標的にしたと主張した。しかしハマスのメンバーの人数や、この攻撃で殺害した民間人の人数、事前に警告していたかどうかに関するCNNの質問には答えなかった。
CNNが入手した映像には、激しく破壊された建物や、イスラエルが攻撃した学校の校庭に並べられた遺体が映っている。負傷した子どもたちは救急車に運ばれていた。