ロシア軍迫るウクライナ要衝の住民、当局の目逃れ強制避難回避の動きも

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ロシアの砲撃により破壊された住宅=11日、ウクライナ東部ドネツク州ミルノフラド/Yan Dobronosov/Global Images Ukraine/Getty Images

ロシアの砲撃により破壊された住宅=11日、ウクライナ東部ドネツク州ミルノフラド/Yan Dobronosov/Global Images Ukraine/Getty Images

(CNN) ロシアがウクライナ東部の軍事要衝ポクロウシクに向けて急速に前進する中、周辺地域の当局者らは地元住民に対して避難を強く呼び掛けている。子どもがいる世帯は今後避難を強制されることになるが、それを回避したい住民は当局の目に触れないよう自分たちの子どもを家の中に隠すといった行動に出ている。

ポクロウシク市内及び周辺の自治体では、向こう2週間以内の避難を求めている。ウクライナ軍は最近予想外の越境攻撃をロシアに対して仕掛けたが、ロシア軍はポクロウシクへの進軍を続けている。

22日、ロシア側はウクライナ軍によるブリャンスク州へのさらなる越境攻撃を阻止したと主張した。ウクライナ軍は隣接するクルスク州での前進を継続している。

ドネツク州ミルノフラドの軍政トップ、ユーリ・トレティアク氏は即時の避難を住民に求めている。前線は今やミルノフラドから4.8キロの距離まで近づいている。

ウクライナ軍によれば、両親またはその他の法定代理人と共にいる子どもたちは、ポクロウシクを含むドネツク州の一部地域から今後強制的に避難しなくてはならなくなる。

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